8 月 12 日、キケオ副首相(COVID19 特別委員会委員長)らラオス政府代表に対し、 ラオス日本人商工会議所より 1 万米ドルの寄贈式を執り行いました。
冒頭、キケオ副首相からは以下の発言がございました。
- 寄贈へ感謝、また日本企業の活動がラオスの雇用に大きく貢献しており、引き続き JCCIL との協力関係を深めたい。
- 帰国労働者の感染者が多い問題では、多額の支出がある状況で、今後はラオス での雇用の場が増やすことが必要だと考えている。
- 引き続き COVID 19 対策を実施していく所存である。
日本側からは以下の趣旨でコロナ禍における在ラオス日本企業への支援を要請い たしました。
- 他国と比較しても市中感染は抑えられており、ラオス政府の尽力との認識。在ラオス日本企業も心強く感じている。一方で、周辺国からの帰国労働者で陽性 者が急増しているのは懸念点。寄附金については、隔離センター整備を含む環境整備に役立てて欲しい。
- ワクチン接種については日本人を含む外国人へも接種を実施したことに謝意。
- 在ラオス日系企業はコロナにより経営上マイナスな影響を受けている一方で、安易な人員削減を行っていない。政府指示による休業時には、休業補償や法人 税の免税などの対策を講じて欲しい。
- また、ラオス人スタッフの中にはワクチン接種を怖がっている者もおり、ワクチン接種のメリットの啓蒙強化をお願いしたい。