2022年度 会頭挨拶

ラオス日本人商工会議所 会員各社各位

会員各社様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

コロナ発生から2年が経過致しました。この状態がいつ解消できるのか予想できない状況にありますことは各社様も同様に感じていらっしゃるものと存じます。一刻も早く解消に向かうことを祈願する一方、ウィズコロナ/ニューノーマルの考え方が定着してきた感もあります。当商工会の活動目的の一つである「会員各社様同士のコミュニケーション向上・ネットワークの拡大サポート」はコロナ感染リスクによりリアル会合が開催できませでした。商工会の機能強化の一つとしてこの課題を今後どのように対応していくか考えていきたいと思っております。

昨年ラオス・中国鉄道が開通致しました。新たな輸送手段として、ラオスの主力産業の一つである観光業に上手く活用されラオス経済が少しでも上向くことを期待します。一方で、貨物の国際輸送に関して国際競争力を阻害するようにみえる政府施策が施行され、ラオスが目指す周辺国との”Land-Linked”とは異なる方向に向かっている印象もあります。上述はひとつの例でありますが、内陸国としてのラオスが国際競争力を維持・向上するためにも、当商工会として、また他国商工会と連携して、種々提案や改善を求める動きは今後も必要になるものと思っております。

当商工会として、会員各社様が一層発展されますよう出来る限りの対応を行っていく方針はいままで通りであり変更はございません。在ラオス日本国大使館様、JICA様、JETRO様のお力添えを得て、また各国商工会と連携し、会員各社様への有益な情報提供を継続すること、日系企業の更なるラオス投資促進にお役に立てるような情報発信を行っていくこと、ラオス政府に種々提案を継続していくこと、などに努めていきたいと考えております。

引き続き会員各社様のご支援を仰ぎながら商工会運営に務めて参る所存でございます。

何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

ラオス日本人商工会議所
会頭 中嶋 諭







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