会頭挨拶

ビエンチャン日本人商工会議所は2009年に立上り、今年で10年目の節目の年となります。

現在の会員数では4月末時点で正会員、準会員含め94社となり3桁加盟までもうあと一歩のところまで成長しました。

この間、ラオスは7~8%の高い経済成長を続け、2020年代前半には低開発国からの脱却を目指しています。また国民の平均年齢も20歳代前半と若く、アジア地域で最も長く人口ボーナスが続く国の1つとされています。

 

産業面では豊富な鉱山資源の他、水資源を活用した水力発電、アジアのバッテリーとしてタイ他周辺国への電力供給、恵まれた自然環境での高付加価値有機農業、世界遺産を有する観光産業、高度成長下での旺盛な個人消費が経済全体を牽引しています。

また、タイを中心としメコン域各国、中国との連携も活発で、かつてのLand Locked Country(閉ざされた内陸国)からLand Linked Country(周辺国への好アクセス国)へと変貌すべく東西南北に鉄道、道路インフラ整備が進んでいます。

 

既に進出されている、これから進出を検討されている日系企業も、この成長を取り込むべく日々ご尽力されていると思いますが、法・制度の未整備、行政手続きの遅延など、まだまだ投資、事業継続の環境整備には改善が必要です。

 

ビエンチャン日本人商工会議所としては、会員企業間の交流の場、役立つ情報を提供すると共に、日本、ラオス両国がWin Winの関係で成長出来るよう、実業を通じた課題を会員企業様から吸い上げ、その共通項をラオス商工会、他国商工会との対話や、官民合同対話を通じ政府、関係省庁に働きかけ、より良い事業環境構築に貢献していきたいと思います。

 

皆様におかれては、引続き暖かいご支援を賜りますことと同時に、この商工会活動への積極的参画、ネットワーク拡大の場として有効活用頂ければ幸いです。

 

2018年4月

古谷 一樹